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シラヌヒの木のしたで

関ジャニ∞丸山隆平君とNEWS加藤シゲアキ君のコンビを応援するブログです。

『μ’s Final LoveLive! 4/1』の感想を、ジャニオタがジャニオタらしくレポを書いてみる。

春、出会いと別れの季節ですね。
四月一日、わたしの自担岡本圭人くんのお誕生日でもあり、田口淳之介くんがKAT-TUNでなくなった日でもあり、ジャニオタにとってはとてもセンセーショナルな一日となったと思います。
そんなわたしは、四月一日に『ラブライブ!μ’s Final LoveLive!~μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪~』に行ってきました。正式名称長いな。

正直この記事が『ジャニオタがμ’s のレポをしているということに興味を持ったアニオタに向けて』なのか、『Mステや紅白に出ていたμ’s って、いったい何者なのかと思っているジャニオタに向けて』なのか書いているわたしにもわかりませんが、『あの素晴らしいLIVEを文字にして残しておきたい』という自己満足なので、どっちにも寄り切れない、謎の記事となってしまうことをご了承ください。

まずはじめに、簡単にわたしとμ’s のことを。
わたしはジャニオタでこそありますが『アイドル』が大好きで、ジャニーズも『アイドル』として愛しています。それがたとえ女の子であっても、二次元であっても、『アイドル』であれば愛す対象になりえます。その対象として、わたしは『μ's』の九人を愛していました。
ラブライブ!』という作品群に興味を持ったのはアニメが始まる少し前。初めて見たのは『Snow halation』のMV。結局彼女たちを真剣に応援するようになったのはアニメより先にスクフェス(アプリゲーム。アニメ1期アニメ終了後に配信)から。ジャニオタ用語で言えば『スクフェス出は永遠の新規』とでも言われそうな…。ともかく、まあ、古株とか新規とかそんなの関係ないんですけど!
だからこそ、彼女たちがこれを最後のライブにするというのなら。見に行かないわけにはいかないと思いました。映画のブルーレイ買って、先行抽選も申し込んで。……当たったのはわたしのジャニオタとしての相棒・あかりしゃんだったんですけどね!あかりしゃんありがとう(あかりしゃんは、スクフェスでURがたくさんでる。わたしは全然でない)!というわけで、あかりしゃんと一緒に行ってきました。


まずはじめに、ジャニオタが感じた異文化の話します。わたしはジャニーズのコンサートには何回も参加しているけれど、声優さんのライブはおろか女性アイドルのライブには行ったこと・映像作品で見たことがありません(テレビを除く)。そんなわたしが驚いたこと。

あつい!!!!!!!暑いし熱い!!!
水道橋駅の近くのコンビニ寄ったら、スポーツドリンクが一本もない。なんでだろーって思ってたら納得。すげーみんな声でかいの。動くの。熱気がすごい。
いや、声がでかいのはなんとなく知ってた!合いの手がすごいのも知ってた!でも「えっそんなしっとりした曲でそんな叫ぶ!?」って思った。「そのソロ・セリフ聞いてから盛り上がるとこでしょ!?全く聞こえないよ!?」と…というか、曲聞こえてる…?って思うほどの声・声・声。いや、声出して腕上げるのめちゃくちゃ楽しい!楽しいんですけどね!途中からハイになってきて麻薬みたいでした。周囲に、音頭取りの男性が二人くらいいるんですよね。「せーの!はーいはーいはいはいはいはい!」とか言ってくれる人。すごいな…って思いながらもその方のおかげですぐコールの決まりはわかった感じでした。開演前に座ってると、会場内にかかるBGMに合わせてすでに熟練の方々がコールやキンブレの色変更もやってて、それも勉強になりました。

あと「うちわやペンラは胸の高さまで」が合言葉のジャニオタのわたしは「えっっっそんなにキンブレ高く上げる!?」って思ってしまいまして……。すごく、花道のステージが低いので、男性がキンブレ目いっぱいあげると「全く見えない!!!!」ってなります。腕のウォール。わたしいちおう165cmあるんですが、同じくらいの背丈の男性も周囲に結構いたのですが……。

そんな腕のウォールがあるにも関わらず、みんな演者側を向いているんです。ドーム内にはメインステ中央に一枚、サイドに一枚ずつモニターがあるのですが、バクステ側にモニターはありません。なので、メインステからセンステ、バクステに移動すると、特にアリーナだと、全く見えないんです。わたしはわりと初期段階で演者側を見るのを諦めて体だけ演者に向けてモニターに向けていたのですが、目いっぱいあげられたキンブレが顔にあたりそう!!こわい!!みんなモニターみてない!!!!!えっみんな今何を見てるの!?何も見えなくない!?と思ったり……。結構ジャニオタは、諦めてモニター見てるオタク多い気がするんですけどね。

そして、ジャニオタ用語でいうところの『叫び厨』の多さ!MCや挨拶をしているときは名前叫んじゃだめ!!!っていう認識だったのですけれど、みんな名前叫ぶわ叫ぶわ。曲中の、その曲のセンターである演者の名前も叫ぶ叫ぶ。……そういう文化だから叫んでいいんだな?と思ってわたしも途中から叫んでましたけど。シカちゃんんんんんんんんんんんn(わたしは全力小泉花陽推し・そしてそのCV、シカちゃんこと久保ユリカさん推し!)

とにかく、『演者を見て聞いて楽しむこと』より、『ドーム全体をいかに盛り上げるか』『声を出して演者に愛を伝えていくか』ということに力を注いでいるんだな…ととにかく驚いた、ジャニオタのカルチャーショックでした。でも、そんな文化は文化で楽しかったんですけど!すごい!盛り上げるの楽しい!!!


それはさておき。今度は演出の話をします。

いつでも九人ぎゅっと、いつでも一緒にいて、花道を歩くときも、トロッコで外周を回るときも、ほとんどばらけることなく、9人そろっているのがすごく印象的でした。あとは南條さん(絢瀬絵里役・南條愛乃さん、南條さんだけあだ名で呼んでないのはナンジョルノって呼びにくいんですよ…)が膝内膜症の影響で、曲数を絞って踊っていたのですが、南條さんが出てくるとまあ歓声がすごい!「9人そろって『μ’s』だよ、怪我してるけど、踊ってくれてありがとう!」、ってファンが訴えてるみたいで、胸がいっぱいになったのを覚えています。

あと一個月並みなこと言いたいんですけど、『Snow halation』、ファンがキンブレを白からオレンジに変えるのは知っていたんですが、超きれいでした!!!!!(語彙がない) どうしても言いたかった。めっちゃきれい。
もう一つ月並みなこと言いたいんですけど、『BiBi』コーナー楽しすぎないですか!?(語彙がない)めちゃめちゃにC&Rが楽しい!!!!!!C&Rが楽しいといえば、『Super LOVE=Super LIVE』!!めちゃくちゃ楽しい!!!!これもどうしても言いたかったから言った。めっちゃ楽しい。あっでも、ジャニオタは「みんな飛べ~~!」とか煽られても肩揺らして飛んでるマネなのに、みんな本気でJUMPしててちょっとびびった。

もっと月並みなこと並べたいんですが、それはおいといて。
今回、ラブライブプロジェクトにおける『μ’s』の歴史を、年代ごとにキャストインタビューを交えた映像がところどころ挟み込まれ、画期的だなー!と思いました。
キャストの思いや、彼女たちの歴史が手に取るようにわかって、一層思い入れも強くなりました。

μ’sのライブでは、サイドモニターにアニメの9人の映像を映しつつ、メインモニターでキャストを映す、という手法がとられることは知っていましたが、その手法も実際見てみて画期的だと思いました。実際見るまでは「アニメと比較するのかな?」と思っていたのですけれど、違います。倒錯感が増すのです。見ているのは声優である9人なのに、その映像が脇にあると、「今見ているものはμ’sだ」と、声優だとかアニメだとか、そんなことは関係なく、そこにある『μ’s』を肯定していくようになります。すごい演出だな、と思いました。
なので、最初の挨拶で、シカちゃんがリボンに髪の毛がひっかかってぴょこんとなっているのをりっぴー(星空凛役・飯田里穂さん)が直してあげたり、『輝夜の城で踊りたい』の振り付けでりっぴーとシカちゃんが、顔を寄せ合って金の扇で口元を隠してキスをしているように見せる演出で「あああああああああああああありんぱなコンビだだぁ!?!?」と思ったりとか、『どんなときもずっと』でトロッコに乗り外周をまわるとき、1年生が同じトロッコにのっていたのですが、りっぴーを真ん中に挟んでPile様(西木野真姫役・Pileさん)とシカちゃんで顔を見合わせて笑いあったり、アニメEDで凛ちゃんが持っていたマラカスをPile様とシカちゃんが1つずつ持ち、にこにこと笑いあっていて「1年生可愛いがすぎる!!!!!!」と当然のように思っていましたが、そこにいるのは凛ちゃん、真姫ちゃん、花陽の1年生ではないのに、確かに1年生だし、それでもりっぴーでPile様でシカちゃんなんです。うっちーが最後の挨拶で言葉に詰まり、挨拶が終わって後ろを向いて泣いてしまったとき、すっとタオルを差し出しに行くそらまる(矢澤にこ役・徳井青空さん)に、アイドルとしてプロである矢澤先輩を感じたり……。どんどん倒錯していく……。

そしてマラカスでもそうですが、限りなくアニメに寄せている。そのうえファンが『アニメを見て見たいと想像したもの』まで寄せてきている。衣装も限りなくアニメで着たものに限りなくよせていて。
たとえば、映画での『Anegelic angel』は、扇の軌跡に合わせて金色の帯が描かれていました。それもモニターで再現していたし、きちんと逆光も再現されていました。
『Hello,星を数えて』(1年生三人の曲)、映画では凛ちゃんのみ衣装で、花陽と真姫ちゃんは私服です。「できればおそろいの衣装で、ライブでは見たいなあ…」と思っていました。すると、最初シカちゃんとPile様は映画と同じ私服で出てきましたが、2番(映画ではやっていない部分)では私服を脱ぎ、りっぴーと同じ衣装に! 感動してちょっと泣きました。1年生おそろいだああああああああああ!
『?←HEARTBEAT』(三年生三人の曲)は、「テレビの中で三人がアイドルとして踊っているのを、三人がソファで見ている」という演出があります。そのテレビの中で三人がアイドルとして踊っている格好で、ただし映画になぞらえて、最初はサングラスをかけて、そらまる、くっすん(東条希役・楠田亜衣奈さん)、南條さん(が出てきたときもすごいな~~!と思いました。できるだけアニメに寄せて、でもライブを大事にしているな、と。アニメ独特の振り付け(のんたんがくるくる回るフリのこと)もきちんとされていたし、映画ではテレビを見ていたソファ、テレビの中のセットも再現されていて、現実とアニメの境目を行ったり来たりしている感覚。

そして、映画になぞらえて、Wアンコールでは「僕たちはひとつの光」が歌われました。
映画で「μ’s 最後のライブは……」という亜里沙・雪穂の言葉がありましたが、まさに、μ’s が最後に目指した東京ドーム(アニメではアキバドーム、ですが)で、最後に歌う曲が、この曲になりました。
映画と同じように、花のつぼみを模したステージが出てきて、花が開いて曲が始まります。映画と同じように、彼女たちの足元には色とりどりの花が咲き乱れていました。
自然と『いまが最高!』という歌詞で、声が大きくなっていました。その瞬間、ドーム中、確かに『いまが最高』で。もうぼろぼろ泣いて。「涙はいらない」ってわかってるんですけど、もう泣かざるを得なくて。こんなに素敵な彼女たちがもう見られないかと思ったら。
曲が終わって、BGMとしてかかるインストを、自然とみんな口ずさんでいました。そして、やはり『いまが最高!』と大きな声で。最後は彼女たちと一緒に『いまが最高!』と言い合って、お別れしました。


ドームに立っているのは、九人でした。
えみつん(高坂穂乃果役・新田恵美さん)が、『私たちは18人です』と初めの挨拶で言っていたときには、まだぴんと来ていない自分がいました。
わたしは、二次元の媒体である『μ’s』からラブライブを知りました。『ラブライブ』というメディアミックス作品群において、声優さんがライブを行うことが肝であることはわかっていましたが、心のどこかで、『アニメのμ’s と声優さんは別物』と思いながら、Mステや紅白を観ていたんだと思います。

でも、ライブ中、すぐにわかりました。彼女たちは、確かに『18人』でした。
うっちー(南ことり役・内田彩さん)が「今日はことり役としてじゃなくて、南ことりになりたくて、準備してきました」と最初の挨拶で言っていたのですが、確かに、うっちーはことりじゃない、なのに、ことりに見えるんです。同化して、わたしの脳に「ことり」として訴えてくる、でもそこにいるのはことりじゃなくてうっちーで。 胸に湧き上がる感情が「うっちー」と「ことり」と、同じだけ存在する。それはうっちー以外でもおきました。
そこにいるのは確かに、えみつんで、うっちーで、みもりんで、りっぴーで、シカちゃんで、Pile様で、くっすんで、そらまるで、南條さんです。でも、それでも確かに穂乃果で、ことりで、海未で、凛ちゃんで、真姫ちゃんで、花陽で、のんたんで、にこちゃんで、えりちだった。
アニメで描かれたストーリーと、彼女たちの軌跡がリンクして、確かにそこに18人いる。恐ろしいものを見たな、と思いました。そこに存在するのはとんでもないコンテンツでした。こうも簡単に、二次元と三次元の境をあいまいにするどころか、『確かに18人存在する』と思わせてしまう。そう気付いてしまったら、アニメのμ’s も、声優のμ’s も、確かに愛してしまっていて。お互い別物として愛しているのに、それは全く同じものなんです。不思議なんですけど、説明するのも難しいんですけど。確かにどちらも『μ’s 』として、『ラブライブ!』という作品を構築する存在なんです。

ファイナルライブでそのことに気づいてしまったのが悔しい!彼女たちのことを、18人をもっと、もっとこれからも見続けたかった!いや、『ファイナル』でなければ、きっと行かなかった、重たい腰をあげなかった、そうなんですけど。

「約束はできないけれど、わたしたち18人は絶対みんなにまた会いたいと思ってる」
えみつんの最後の挨拶の言葉です。涙はいらない。光を追いかけてきたμ’sにさよならは言わない。いまが最高!
やっと18人の本当の魅力に気づけたところなので、絶対いつか、また会わせてください。